詳解Swift iPhoneアプリ開発入門ノート

 Swiftという新しいプログラミング言語を用いてiOSアプリケーションの開発方法をわかりやすく解説したのが本書です。ここでは、詳解Swift iPhoneアプリ開発ノートを読んでみた感想について紹介します。

内容

本書の目次は以下のようになっています。

  1. Xcodeをはじめる
  2. 基本シンタックス(Swfit)
  3. ストリングとコレクション(Swift)
  4. オプショナル、関数、クロージャ(Swfit)
  5. クラス、構造体、列挙型(Swift)
  6. iOSアプリを作る(iOS)
  7. ビューと画面表示(iOS)
  8. シーン移動とビューコントローラ(iOS)
  9. SpriteKitでゲーム作り(iOS)

基本的な流れとして1から5で基本的なSwiftの使い方について説明し、6-9でiOSの使い方を紹介しています。SwiftもiOSも両方学べる内容になっています。

特長

以下に本書の良い点をまとめます。

XcodeやDeveloperプログラムへの加入方法なども解説

 Xcodeのインストール方法や、Developerプログラムへの加入方法へもわかりやすく解説しています。はじめて、Xcodeを使用する人や、iPhoenアプリ販売をこれから行おうと考えている方にはいいかと思います。

コードと出力結果が見やすい

 Swiftの解説では、コードの内容とその出力結果が対応付けて述べられており見やすいです。そのため、Swiftを学ぶ人にとっては、自分のコードの結果がどのようになるかが対応付けられていいと思います。

SwiftとiOSの両方が学べる

 冒頭に述べましたがSwiftとiOSの記載があります。ですから、SwfitとiOSの両方を同時に学ぶことができます。

設定の方法が画像付きでのっている

 iOSの場合、ボタンの設置やプロパティの設定などが必要です。その場合、Xcodeの画面をどのように操作するかが重要となります。本書では、設定方法が画像付きで事細かに解説してあり助かります。

注意点

以下、注意点を述べます。

Swiftは基礎の説明に特化

 本書にはSwiftの解説がのっていますが、結構あっさりと説明しています。また、基本的な文法の説明に重きをおいています。そのため、Swiftの詳しい使い方を知りたい方は別の詳しい参考書を購入して勉強する必要があると思います。

プログラムをつくるにはMacが必須

 また、プログラムを実際に組むには、Macが必要になります。所有しているパソコンとしてMacを持っていない人が本書を取り組むのはおすすめできません。プログラミングは手を動かしながら勉強しないと身につきませんから。Macを持っていない人はMacbook Airの購入もおすすめします。

iPhoneで動かしたいならDeveloperプログラムへの参加が必要

 最後に、iPhoneアプリを作成しても、Developerプログラム(有料、年間100ドル)へ参加しないとiPhoneシミュレータ上でしか動かせません。勉強するだけならいいですが、実際に使いたい方はそのことも考慮しておきましょう。

最後に

 これからiOSアプリをつくるという人にはおすすめできる書籍です。ただし、プログラミングの素人がいきなり本書に取り組むと挫折する可能性はおおいにあります。そのような方は、一度もっと容易な参考書で基礎を学んでから本書に取り組むのがいいと思います。

詳解Swift iPhoneアプリ開発入門ノート

難易度:★★★☆☆

おすすめ度:★★★★☆

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著者:安井 真人(やすい まさと)