NetBeansでGUIを使ってみる

project.png

JavaにおいてもGUI(グラフィックユーザー・インターフェース)を使って、使いやすいアプリケーションを作成できます。

この記事では、ボタンを押すとテキストボックスに書いてある文字が表示されるプログラムを作りながらGUIについて解説します。

プロジェクトの作成

では、NetBeansを起動して、プロジェクトを作成します。

プロジェクト名はGUIとします。

「メイン・クラスの作成」のチェックを外しておいてください。

プロジェクトの作成

GUIの作成

ではGUIを作成していきます。

プロジェクトの部分を右クリックして、「新規->JFrameフォーム…」を選択します。

フォームの作成

そして、クラス名とパッケージ名を記入します。

なんでもいいのですが、ここではクラス名を「FirstFrame」、パッケージ名を「first」とします。

フォーム用のクラスを作成する

これでフォームは作成されました。

実際に実行すれば、フォームが表示されるはずです。

「プロジェクトにはメイン・クラスが設定されていません」とでたら、OKを押しましょう。

GUIの編集

ウインドウが表示されるだけではつまらないので、ボタンとかを設置しましょう。

右上にあるパレットからドラッグアンドドロップで、

  • ボタン
  • テキスト・フィールド
  • テキスト領域

を設置してください。簡単にボタンとかを設置できるのが、オブジェクト指向の威力ですよね。

GUIの編集

では、プロパティをいじっていきます。

まず変数名がjTextField1とかjTextArea1とかだとわかりにくいので変数名を

  • jButton1をbtn_show
  • jTextField1をtxt_input
  • jTextArea1をta_output

とします。部品を右クリックして「変数名を変更…」を押せば変更できます。

次に、テキスト・フィールドのjTextField1やボタンのjButton1を

  • jTextField1->無記入
  • jButton1->実行

に変更します。これも右クリックで「テキストを編集」を押せば変更できます。

試しに実行してみましょう。

ボタンとかが設置されています。

ただ、ボタンを押しても何も動作しません。

プログラムを書いていないから当たり前ですよね。

では、プログラムを実装していきます。

コードを実装する

ボタンを押すと、テキスト・フィールドの内容がテキスト領域に表示されるプログラムをつくります。

  1. テキスト・フィールドの値を読み取る
  2. テキスト領域へ表示する

という内容をボタンを押した際の処理に書くだけです。

ボタンを押した際の処理を書くには、まずフォーム上のボタンをダブルクリックします。すると、ボタンを押したら実行するコードが自動で完成します。

ボタンをダブルクリックする

では、以下のようにコードを記入して、実行してください。

    private void btn_showActionPerformed(java.awt.event.ActionEvent evt) {
        // TODO add your handling code here:
        String ss;
        //メッセージを取得
        ss=txt_input.getText();
        //メッセージの表示
        ta_output.append("入力=");
        ta_output.append(ss);
        ta_output.append("\n");
        //テキストフィールを消去
        txt_input.setText("");
    }

テキスト・フィールドの内容がテキスト領域へ表示されます。

getText()でテキストフィールドの内容を受け取り、

appendでテキスト領域へ出力しています。

そして、setTextで出力したテキストフィールドを空欄にしています。

著者:安井 真人(やすい まさと)