メッセージボックスの使い方

メモ

メッセージボックスは、警告や確認などの軽いメッセージを表示させたい場合に便利です。自分でダイアローグを作る必要がないので簡単に使用出来ます。ここでは、メッセージボックスの使い方について解説します。

文法

メッセージボックスの命令は以下のような文法になっています。

int AfxMessageBox(LPCTSTR lpszText, UINT nType=MB_OK, UINT nIDHelp=0);

戻り値

戻り値は整数値で、

  • 0:正常に表示できなかった
  • IDYES:「はい」がクリックされた
  • IDNO:「いいえ」がクリックされた
  • IDOK:「OK」がクリックされた
  • IDCANCEL:「キャンセル」がクリックされた
  • IDABORT:「中止」がクリックされた
  • IDIGNORE:「無視」がクリックされた
  • IDRETRY:「再試行」がクリックされた

となります。戻り値を確認することで、その後の処理を決定することができます。

lpszText

メッセージボックスに表示するメッセージ文字列です。

nType

メッセージボックスのスタイルを設定します。以下の事柄を組み合わせて使用します。組み合わせは「|」で指定します。

【表示ボタン】

  • MB_ABORTRETRYIGNORE:「中止」「再試行」「無視」を表示
  • MB_OK:「OK」を表示
  • MB_OKCANCEL:「OK」「キャンセル」を表示
  • MB_RETRYCANCEL:「再試行」「キャンセル」を表示
  • MB_YESNO:「はい」「いいえ」を表示
  • MB_YESNOCANCEL:「はい」「いいえ」「キャンセル」を表示

【メッセージボックスの様式】

  • MB_APPLMODAL:自分の親画面に戻れないが、他のアプリケーションには移れます(デフォルト)。
  • MB_SYSTEMMODAL:どのウインドウにも移れません。

【アイコンの指定】

  • MB_ICONEXCLAMATION:感嘆符マーク
  • MB_ICONINFORMATION:情報マーク
  • MB_ICONQUESTION:疑問符マーク
  • MB_ICONSTOP:ストップ記号

【デフォルトボタンの指定】

表示ボタンで指定したどのボタンをフォーカスするかを指定します。

  • MB_DEFBUTTON1:一番目のボタンを指定(デフォルト)
  • MB_DEFBUTTON2:二番目のボタンを指定
  • MB_DEFBUTTON3:三番目のボタンを指定

nIDHelp

「F1」キーが押された際に詳細情報が表示される機能です。通常は0とします。

使用例

例えば、以下のように使用します。

AfxMessageBox("エラーです",MB_OK|MB_ICONEXCLAMATION);

これにより、

エラーです

というメッセージが表示されます。

著者:安井 真人(やすい まさと)