Pythonにおける制御命令

Pythonにおける制御命令「if,for,while」といった基礎命令について学んでいきます。

if

if文では条件によって行う命令を指定することができます。文法は以下の通りです。

if文

if 条件1:
 命令1
 命令2
elif 条件2:
 命令3
else:
 命令4

if文の次の行にインデントを置くのが特徴です。インデントとはスペースやタブのことです。どちらか好きな方を選びましょう。タブだと空白が多く取り見やすいのでおすすめです。まず、条件1が満たされると、命令1と2が実行されます。そして、elifの条件を満たすと命令3が実行されます。else ifがelifと短縮されているのもPythonの特徴ですね。そして、どれも満たされない場合はelse以下にある命令4が実行されます。

上記の解説だけだとわかりにくいと思うので、試しにプログラムを作ってみます。

a=5
if a > 0:
	print("a>0")
elif(a==0):
	print("a=0")
else:
	print("a<0")

実行すると

a>0

となります。

for

続いて繰り返しの基本であるfor文です。構文は以下の通りです。

for文-その1

for 変数 in range(回数):
 命令

回数分だけ命令が実行されます。この際、変数は0,1,2,3,…,回数-1と変化します。試しにプログラムを組みます。

for i in range(5):
	print(i)

出力結果は

0
1
2
3
4

となります。

for文は以下のようにして変数のレンジを調整する事もできます。

for文-その2

for 変数 in range(はじめ,終わり):
 命令

また、1ずつ増やすのではなく2ずつ増やすのも以下の命令で変更可能です。

for文-その3

for 変数 in range(はじめ,終わり,増やす量):
 命令

では、プログラムを組んで確認します。

for i in range(1,10,2):
	print(i)

出力は

1
3
5
7
9

となります。

while

ループの基本の2つ目である。while文です。構文は以下の通りです。

while

while 条件:
 命令

条件を満たしていればループを実行します。以下に使用例をあげます。

i=0
while i<5:
	print(i)
	i+=1

出力は

0
1
2
3
4

となります。ここで、「i+=1」は「i=i+1」と同じ意味です。

break,continue

for文やwhile文の中ではbreakやcontinue命令が使えます。break命令の場合はループから抜け、continue命令の場合は、ループのはじめに戻ります。例えば以下のようにして使用します。

for i in range(1,10):
	if i%2==0:
		continue
	elif i>5:
		break
	print(i)

出力は

1
3
5

となります。偶数の場合ははじめにもどりprint命令は実行されません(%はあまりを計算する演算)。そして、5より大きくなるとbreakで抜けます。

著者:安井 真人(やすい まさと)