関数

何度も使用したい命令は、関数にまとめて記述しておくと便利です。例えば、二点間の距離を毎回記述するのではなく、一つの関数にまとめておけば、コードの量を減らすことができます。その結果、コードが綺麗になり、エラーの少ないプログラミングが可能となります。ここではPythonで関数を使用する方法についてまとめます。

関数の定義

関数は以下のようにして定義します。

 

関数

def 関数名(引数名1,…, 引数名2=初期値,…):
 ここに関数の内容
 return 戻り値

 

関数名は好きにつけてください。引数名は初期値を「=初期値」で指定することができます。defの後にインデントをいれて、命令を書き、最後にreturnで戻り値を返します。

関数の使用例

関数の使用例として、ベクトルの距離を返す関数を作ってみましょう。

import math

def distance(x,y,z=0):
    return math.sqrt(x*x+y*y+z*z)

x=1
y=2

d=distance(x,y)
print("d=",d)

実行すると以下の結果を返します。

d= 2.23606797749979

平方根を使用するためにmathのsqrt命令を使用しています。sqrtはカッコ内部の数値の平方根を返します。

関数distanceによって、ベクトルの距離を返します。距離の公式は

 d=\sqrt{x^{2}+y^{2}+z^{2}}

です。二次元の場合は

 d=\sqrt{x^{2}+y^{2}}

となります。両方に対応できるように、zの初期値に0を入れています。これにより、xとyだけ入力した場合、自動的にzがゼロとなり、二次元の距離を返すことができます。最後に計算した値を返しておしまいです。

著者:安井 真人(やすい まさと)