クラス

関数と値をまとめたものをクラスといいます。クラスを使うと、ボタンなどの処理を一つにまとめることができます。そのため、オブジェクト(もの)指向と呼ばれます。ここではクラスをPythonで使う方法について学びましょう。

クラスの定義

では、クラスの定義方法について紹介します。以下のとおりです。

クラス

class クラス名:
 def __init__(self):
  初期の処理内容

 def 処理名(self, 引数):
  処理内容

initの部分に、初期に実行する内容を記述します。クラスの値(プロパティ)を使用する場合は、self.プロパティ名とします。プロパティを処理で使用する場合、必ず引数にselfをいれておきます。処理は関数と同じようにしようします。

インスタンス化

定義したクラスを使用するには、インスタンスを作る必要があります。インスタンス作り方は

インスタンス化

インスタンス名=クラス名(initの引数)

とします。インスタンスを作成するとクラスのinitが実行されて使用可能となります。

使用例

試しに以下のようにクラスを使用してみます。

import math

class calc:
    def __init__(self,x,y):
        self.x=x
        self.y=y
        
    def set_param(self,x,y):
        self.x=x
        self.y=y
        
    def distance(self):
        return math.sqrt(self.x*self.x+self.y*self.y)
    
    def wa(self):
        return self.x+self.y
    
cl=calc(1,2)
print(cl.distance())
cl.set_param(0,1)
print(cl.wa())

実行すると以下のようになります。

2.23606797749979

1

initで初期のプロパティxとyを設定します。この変数x,yを変更するにはset_paramメソッドを使用します。さらに、ditanceとwaによりそれぞれxとyの距離と和を返します。平方根の計算にはmathのsqrtを使用しています。

著者:安井 真人(やすい まさと)