HTMLにおけるパスの指定法
2013年4月10日:HTML
HTMLを記述する際に、URLを指定する場合が多くあります。
例えば、リンクや画像がそうでしょう。
ファイルを指定する方法に「絶対パス」と「相対パス」があります。
ここでは、これらのパスの指定法について解説します。
絶対パス
一番簡単なパスの設定法に絶対パスがあります。
絶対パスによる指定法は直接URLを記述するだけです。
例えば、このブログのトップページなら
http://www.jprogramer.com/index.php
になります。「www.jprogramer.com」はサーバーの名前を示しています。
JProgramerのwwwサーバーとなります。
そして、index.phpはPHPのファイルになります。
http://www.jprogramer.com/
とindex.phpを省略することもできます。PHPファイルでなくHTMLファイルの場合は、index.htmlとなります。
相対パス
相対パスは、現在いるファイルを基準としてファイルを指定する方法です。
例えば、以下のような場所のHTMLファイルにいるとしましょう。
この場合、Cフォルダの下にいることになります。
同一フォルダ内のファイルやフォルダを指定する
同一フォルダ内のファイルを指定する場合は、直接ファイルやフォルダ名を指定すればOKです。
例えば、c.pngを指定するなら
c.png
とすればいいです。また、d.pngを指定するなら
D/d.png
となります。
相対パスの良い点は、
- 長々とURLを書く必要がない
- ホームページのURLに依存しないで記述できる
です。
一つ上のファイルを指定する
一つ上のb.pngファイルを指定する場合は
../b.png
というように「../ファイル名」とします。
さらに上のフォルダAの中のa.pngを指定するには
../../A/a.png
とすればいいです。
最後に
以上でパスの指定方法についての解説を終わります。
相対パスはホームページを作る際多用するので、頭に入れておくといいでしょう。
忘れた場合は、このページを見るか参考書を見れば大丈夫です。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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