配列の使い方
2012年12月30日:Java
ベクトルや行列のような配列をJavaで使う方法を紹介します。
ここでは、
- 1次元配列
- 多次元配列
- 配列の動的確保
をメインにはなしを進めます。
1次元配列
宣言
整数配列を作成する場合は
int[] data; data=new int[3];
とします。はじめに配列を定義して、配列の領域を確保していきます。ここでは要素数3の配列を確保しています。一行で書きたい場合は
int[] data=new int[3];
となります。
実数の配列の場合は
float[] data; data=new float[4];
となります。要素数は4ですね。
使用法
配列の使い方は簡単で
int[] data; data=new int[3]; data[0]=1; data[1]=12; data[2]=-1;
といったように変数[要素番号]の形で使用します。
要素番号は0から始まります。
配列数の取得
配列の要素数を取得するには
配列.length
を使用します。例えば、
int[] data; data=new int[3]; int a; a=data.length;
とすれば、aは3になります。
配列の動的確保
配列の数を変数の状態に応じて変えたい場合があります。
そんなときは
int i=100; int[] data; data=new int[i];
というように記述します。C言語と違ってポインタを考えなくていいので理解が容易ですね。
多次元配列
多次元配列を使いたい場合は
int[][] data; data=new int[2][3]; data[0][0]=1; data[1][0]=2; data[0][1]=9; data[1][1]=10; data[0][2]=11; data[1][2]=-1;
というようにします。この場合は2次元で要素数が2×3です。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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