文字と数値の扱い方
2014年2月8日:Java
プログラムでは文字や数値を扱います。たとえば、
int a=1;
System.out.println(“aの値:”+a);
とすれば「aの値:1」と表示されます。このように結果を表示する際にも、数値や文字は必要なのがわかります。
ここでは、文字や数値のJavaにおける扱い方を解説します。
1文字
1文字をJavaであらわすには’A’というように「’」で文字を囲みます。
文字のなかにはエスケープシーケンスという文字があります。たとえば、
‘
を文字として扱うには
‘\”
として、「’」の前に「\」を付ける必要があります。このような特殊な文字を以下の表にまとめておきます。
エスケープシーケンス | 文字 |
---|---|
\b | バックスペース |
\t | タブ |
\n | 改行 |
\f | 改ページ |
\r | 復帰 |
\’ | ‘ |
\” | “ |
\\ | \ |
文字列
文字列を表現するには”ABC”というように「”」で文字列を囲みます。
“Hello world”
も文字列なので表示させるには
System.out.println(“Hello world”);
とするわけですね。
数値
数値は実数型、整数型など様々な種類があります。例えば
3.1
は実数型になります。また、整数型には10進数、8進数、16進数などの表記方法があります。10進数の場合は
12
のように普通にかけばOKです。
012
のように
8進数の場合は0を頭文字につけます。
ちなみに012は10進数に直すと10です。
0x12
のように
16進数の場合は頭文字に0xをつけます。
0x12を10進数になおすと18になります。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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