WindowsでのJava開発環境を整える
2014年2月8日:Java
WindowsでJavaをつかえるように環境を整えます。
Javaを動かすには
- ソースファイル(javaファイル)を中間コード(classファイル)へコンパイルするコンパイラ
- classファイルを実行するインタプリタ
が必要で、それぞれJDK(Java Development Kit)とJRE(Java Runtime Environment)がになっています。
Javaを動かすにはJREだけでOKですが、Javaでプログラムを作って動かすには両方とも必要です。
では、JDKとJREをインストールしていきます。
JDKのダウンロードとインストール
以下のサイトからJDKをダウンロードします。
あとはJava Downloadを押し
Accept License Agreementをチェックしてダウンロードします。
64bitと32bit版があります。
- 32bit:Windows x86
- 64bit: Windows x64
あなたの環境に合わせて選択してください。コントロールパネルのシステムで確認できます。
あとは、ダウンロードしたインストーラを実行してインストールを完了させてください。
ProgramFileの下だと思いますが、Javaをインストールした場所は覚えておいてください。
環境変数の設定で使用します。
環境変数の設定
ただJDKをインストールしただけでは、コマンドプロンプトでjavacという命令を使えません。
というのもコマンドプロンプトがjavacという命令をかかれていファイルがどこにあるかわからないからです。
そこで、コマンドプロンプトがjavacの位置を知るために環境変数の設定をします。
ちなみに、javacのある場所は
\Java\jdk1.7.0_51\bin
にあります(バージョンによってjdk1.7.0_51はかわります)。
ここにjavac.exeというファイルがあります。
では、環境変数を設定するためにシステムの詳細設定を開きます。
あとは環境変数を開き、ユーザーの環境変数のPATHに
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51\bin
と追加してください。もし、PATHがないなら、新規より追加してください。
もし、PATHが既にあるなら
;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51\bin
という具合に「;」を追加しておきます。Javaのインストールした場所やバージョンによりパスはことなると思うので、javac.exeのある場所を自分で確認して正確な位置を記述してください。
あとはOKをおして、更新します。そして、うまく設定できていれば、コマンドプロンプトで
javac -version
と命令すれば、バージョン情報が表示されます。
もしも、バージョン情報が表示されないなら、もう一度パスの設定を見直してください。
javaファイルのコンパイルと実行
javaファイルをコンパイルするには
javac Test.java
というようにコマンドプロンプトで実行します。この際、
Test.javaファイルはカレントディレクトリに置かれている必要があります。
もしも、カレントディレクトリにないなら、Test.javaのある位置に
cd ディレクトリのパス
で移動します。もしくは
javac
とコマンドプロンプトにうって、ドラッグ&ドロップでjavaファイルを持っていき
javac ファイルのパス
で実行する方法もあります。成功するとカレントディレクトリにclassファイルが作成されます。
classファイルは
java Test
で実行できます。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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