MAMPでのMySQLの使い方
2014年6月1日:MySQL
MySQLとは、データベースシステムのことです。
ブログの記事とか、日付などのデータを管理して、ほしいときに出せるのがデータベースです。
MySQLはMAMPを導入していれば、すぐに使うことができます。
ここでは、MAMPを通してMySQLを使用する方法を解説します。
まず、MAMPをインストールしていることを前提にしているので、まだインストールしていない方はインストールしておきましょう。
インストールしたらアプリケーションからMAMPを起動します。
すると初期画面がでてくるので、「サーバを起動」を選択します。
その結果、ApacheサーバとMySQLサーバが緑色になるのを確認します。
続いて、ターミナルを起動します。
そして、
cd /Applications/MAMP/Library/bin/
によりパスを移動します。そして、
./mysql -u root -proot
と入力します。ここで、
という意味です。-pとパスワードにはスペースがないので注意です。初期状態では
- ユーザ名:root
- パスワード:root
になっています。
以上のことを実行すると
Your MySQL connection id is 2
Server version: 5.5.29 Source distribution
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Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type ‘help;’ or ‘\h’ for help. Type ‘\c’ to clear the current input statement.
と表記されます。ログインに失敗すると
となります。
MySQLを終わる場合は
exit;
としてやればOKです。
パスを通す
毎回、/Applications/MAMP/Library/bin/
へ移動するのは面倒です。
ですから、/Applications/MAMP/Library/bin/
へ移動しなくてもmysql命令が使えるようにパスを通します。
Finderで「移動->ホーム」により移動します。
そして、その中の不可視ファイル「.profile」を開いてください。
不可視ファイルはターミナルで
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
とすれば見えるようになります。この後
killall Finder
でFinderを再起動すればOKです。不可視ファイルを見えなくするには
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
とします。
.profileにexport XXXという記述があると思うので、最後の部分に
export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/Library/bin
と追加してください。これで、保存して、ターミナルを再起動します。
すると
mysql -u root -proot
でMySQLへログインできます。
今回紹介したように
mysql -u root -proot
とユーザーとパスワードを入力すると履歴(キーボードの「↑」ボタンを押す)からパスワードがわかってしまします。そこで、
mysql -u root -p
という方法でログインする方法があります。この方法なら
Enter password:
というようにパスワードを聞いてくるので、履歴から盗み見られることはありません。
気になる人はこの方法でログインするようにしましょう。
以上でMySQLの起動と終わり方の解説を終わります。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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