Playgroundの使い方
2015年2月18日:Swift
Xcode 6にはSwiftという新しい言語の他に、Playgroundという機能もついています。Playgroundはプログラミングを少し試してみたいというためにつくられてプラットフォームです。Playground上でコードを書くと、変数の値がわかったり変化をグラフ化してくれます。そのため、Playgroundはプログラミングを学ぶのに最適な練習場であるということができます。ここではこのPlaygroundの使い方を解説します。
Playgroundの導入
Xcode 6を起動します。すると以下の様な画面になるので、「Get started with a playground」を選択します。
あとは、ファイルの名前とiOS(iPhoneやiPad)かOS X(Mac)を選択します。
これでPlaygroundが使用可能になります。簡単ですね。
Hello, playgroundを表示する
プログラミングの初歩は画面に「Hello, World」を表示するのが決まり!?になっています。そこで、「Hello, playground」を表示させるプログラムをつくってみます。といってもすでに初期状態のコードでできています。
// Playground - noun: a place where people can play import Cocoa var str = "Hello, playground"
右の部分に「Hello, playground」と表示されていると思います。
プログラムの出力結果を表示する
上記のプログラムだと、ただ単に変数が右の方に表示されているだけです。実際のプログラムでこのプログラムを動かしても何も表示されません。なぜなら、変数を出力する命令がないからです。そこで、以下のようにプログラムをかきます。
// Playground - noun: a place where people can play import Cocoa var str = "Hello, playground" println(str)
最終行に画面に変数strを表示するという命令をアウトプットしました。これで、画面に「Hello, playground」と表示されるはずです。
実行結果を表示させるにはメニューの「View->Assistant Editor->Show Assistant Editor(①)」を選択します。
すると、コードの横に実行結果が表示されるようになります。Assistant Editorの位置を変えたい場合は②を選択します。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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