繰り返し命令
2015年2月18日:Swift
プログラミングには繰り返し行う動作がよくあります。例えば、1から100までの和を計算するのも繰り返し動作です。繰り返しを行う際の命令としてfor文、while文が存在します。ここでは、これらの繰り返し命令について順に解説します。
for文
for文にはforとfor-inという命令があります。これらについて解説します。
for-in
Swiftにはfor文以外にもfor-in文があります。for-in文の構文は以下の通りです。
for 変数 in 繰り返し範囲{
命令
}
例えば、以下のようにすれば1から10の和を計算できます。
var sum=0 for i in 1...10{ sum += i } print(sum)
もしも1から10において10を含めたくない場合は「1..<10」とします。C言語でいう
for(int i=0;i<10;i++)
を
for i in 0..<10
により置き換えることができます。
for-inでは、配列の全要素を表示させることもできます。例えば、以下のようにすれば、配列の全要素の和を計算できます。
var a=[0,4,-2,1] var sum=0 for i in a{ sum += i } print(sum)
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while文
whileにはwhile文とdo-while文があります。これらについて解説します。
while
ループの先頭で条件判断してループするかを決定するのがwhileです。
while ループ継続条件{
命令
}
では、1から10までの和をwhileを使って計算してみます。
var sum=0 var i=1 while i<=10{ sum += i i += 1 } print(sum)
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repeat-while
ループの繰り返しを最後に判断するのがdo-whileです。最低でも1回はループさせたい場合に使用します。
repeat{
命令
}while ループ継続条件
では、1から10の和を計算します。
var sum=0 var i=1 repeat{ sum += i i += 1 }while i<=10 print(sum)
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著者:安井 真人(やすい まさと)
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