条件分岐
2016年9月22日:Swift
プログラミングでお馴染みな条件分岐について説明します。具体的には条件分岐の基本であるifとswitchについて解説します。プログラミングにおいて基本中の基本なのでかならずマスターしましょう。
if
条件に応じて命令を変えるのがifです。日本語では「もし」という意味なのでわかりやすいですね。構文は以下のとおりです。
if
if 条件式1{
命令1
}else if 条件式2{
命令2
}else{
命令3
}
条件式1が正しいと命令1を実行します。そして、条件式1が成り立たなくて条件式2が成り立つなら命令2を、条件式1も2も成り立たないなら命令3を実行します。elseが「その他」を意味するので、英語を読んでいけば自然に理解できるかと思います。
var i=1 if i>0{ print("正") }else if i==0{ print("0") }else{ print("負") }
のようにすると
正
が出力されます。
switch
ifと同じような働きをするswitchです。ifがあればswitchはなくてもいいですが、複数の条件分岐の際に使用するといいかもしれません。SwiftのswitchはC言語と異なりbreakがいらないので、Cに慣れしたんでいる人は注意しましょう。
switch
switch 値{
case 値1:
命令1
case 値2,値3:
命令2
default:
命令3
}
値が値1なら命令1、値2か値3なら命令2、その他なら命令3となります。
var i=5 switch i{ case 0,1,2: print("小") case 3,4,5,6: print("中") case 7,8,9: print("大") default: print("その他") }
とすれば
中
が表示されます。
補足ですが、7,8,9の部分を7…9と置き換えることもできます。また、fallthroughをいれれば、C言語のように次のcaseへ移動することもできます。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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